Q&A

弊社にお持ち込みいただいた素材の中で、プラズマ照射で親水効果が表れなかった素材は数種類しかありませんので、おそらく可能かと思われます。

処理対象物の種類と、保管環境に依ります。金属ですと1ヶ月、樹脂ですと1.5ヶ月程度保持された記録があります。保管環境中に油分などが多いと、極端に短くなります。また、樹脂は温度の影響を顕著に受け、50℃を超えると急速にプラズマ処理の効果がキャンセルされ、80℃ではほぼプラズマ処理の効果がなくなります。

△△△という素材に◎◎◎という接着剤がつくようになりますか？
素材や処理、接着剤は、その種類が非常に多く、またその組み合わせは無限にあるため、弊社ではその一つ一つについて把握することができません。また、同じ素材であっても、表面処理、表面仕上材、結晶状態などによりプラズマの効きが違うため、実験してみるまではわからない、というのが実情です。ただ、おおむね、真空プラズマで可能な処理は大気圧プラズマでも可能であるとお考えいただいて結構です。

一般的に、プラズマの気圧が高いほど膜ではなくクラスターになりやすい、という報告を多く見かけます。これは粒子の平均自由工程が関与しています。ただ、大気圧プラズマの場合は、膜となる物質の前駆体として液体が使えますので、製膜したい物質によっては、高速なコーティングが可能な場合があります。

装置やプラズマ化するガスによって異なりますし、温度制御をするかしないかでも変わります。弊社で取り扱えるプラズマの温度領域は、おおむね200～8,000K程度になります。

弊社のラボにお越しいただければ、プラズマの照射実験を行うことができます。
料金体系についてはお問い合わせください。

弊社のコンサルティングサービスは、大気圧プラズマ全般にかかわるものを対象としておりますので、弊社の装置であるか否かにかかわらず、喜んでお受けいたします。

過去に弊社にて処理条件を決定したことのある素材に関しては、お請けいたします。
未知試料やプロセスマニュアルのないもの、初めてのお取引先さまからの試料に関しましては、お断りさせていただいております。

弊社は特機事業がメインのため、カタログ製品が数機種しかなく、詳細を記載したカタログはご用意しておりません。概要を掲載したものはございますので、お問い合わせください。

原則、プラズマ装置のレンタルは、長期のコンサルティング契約を結ばせていただいたお客様に対してのみ、行っております。ただ、例外もございますので、まずはお問い合わせください。

大学さま、研究機関さま向けのアカデミックディスカウントをご用意しております。学会発表や論文掲載の有無、社会的インパクトなどを勘案して割引率をご相談させていただいておりますので、詳細はお問い合わせください。

知的財産権は「発明者に帰属する」を原則として運用しておりますが、コンサル契約の規模や内容に合わせ、柔軟に対応いたします。